cittaworks.com
LÄ-PPISCH
Live Tour 2024 〜Great Escape〜
公演概要
LÄ-PPISCH
LÄ-PPISCH Live Tour 2024 〜Great Escape〜
==========
チョイスの時代です。ひとつひとつの判断が大切なものを守ることになるでしょう。
今回は短いながらツアーです。逃げたいときも行きたいときも皆んなで大脱走して楽しみましょう。
選べ自分の目で! MAGUMI
==========
▶︎オフィシャルグッズ通販開始
https://lappisch2024.base.shop
▶︎唯一無二過ぎるバンドLÄ-PPISCHの、2時間半にわたるそのエキサイティングなライブレポート到着
昨年、パンデミックが明けて久々にクラブチッタ川崎でライブを行ったLÄ-PPISCHが、今年は『Great escape』と銘打ち、東名阪ツアーを敢行。そのツアーの締めを飾ったのが、7/21新宿ZEPPだ。
唯一無二過ぎるバンドLÄ-PPISCHの、2時間半にわたるそのエキサイティングなライブの模様をお届けする。
LÄ-PPISCHは日本におけるミクスチャーロックの先駆者だ。元祖であり、始祖と言ってもいい。
それと同時に、SKAというジャンルを日本国内に広く知らしめたバンドであり、さらにはハードファンクやヘヴィーファンクと呼ばれたサウンドをいち早く取り入れ、名曲の数々を輩出したバンドでもある。
でも、彼らの本質は何かと問われるならば、この一言でいいんじゃないかと改めて思う。LÄ-PPISCHは、ロックバンドだ。全世界に自慢したい独自過ぎる日本のロックバンドなのだ!
今更なんでそんなあっさりとした結論になったかというと、それはまさにこの日のセットによるものだった。順に説明したい。
まず、”KARAKURI”がSEで流れ出したとたんに、ソールドアウト超満員のフロアから一斉に連続して拳がつきあがる。観客による「オオー!」という歓声と拳が「待ってた!」という気持ちを、言葉以前の声と行動で猛烈に代弁。そしてLÄ-PPISCHの6名が登場し、そのまま演奏をナチュラルに引き継いで始めるという意表をついたオープニングを見せるや否や、大沸騰するフロア。さらに2曲目”CONTROL"という楽曲に込められた真意に反応し、『いつまでも大人しくしてると思ったら大間違いだぞゴラぁ!隣の人に迷惑かけて暴れるぞオラぁ!』状態へと突入。そして、普段ならライブ後半に披露することが多い初期曲”ANIMAL BEAT”で、あの合唱曲とミクスチャーが交互に展開するという謎曲でもって、フロアもステージもさらに野獣化が促進されるという狂暴が過ぎる光景が広がる。
参考までに言うと、LÄ-PPISCHの6名の中には還暦越えが3人おり、そして観客も50才超えが多いはずなのだが、フロアも含めて本当に全員野獣しかいないのだ。まだ3曲目なのに。
そんな感じで始まった前半は、大雑把に言うとSKAの軽快なビートが際立つ構成。”タンポポ”や、”パヤパヤ””ガンジー””LÄULÄ"といった初期ナンバーが、そこにいる全員を笑いながら暴れる人たちへと変身させる。
中盤になると”柘榴”で切なくも懐かしく、”room”で異次元の色彩空間へ誘いつつ。後半に入って展開されたのは、ヘヴィーとラウドを極める”東京ドッカーン””混沌とした時代”、幻想と危うさの”ハーメルン””プレゼント”、そして暴虐の彼方へと強制的に連れて行く”LOVE SONGS””Magic Blue Case”といった、中期のハードナンバーが集中豪雨のようにたたみかけ、フロアはもうグチャグチャである。
そして!アンコールで披露されたのは、シングル曲”リックサック”こそあるものの、他3曲はLÄ-PPISCHがインディーズ時代からやっている、つまり既に40年物の楽曲でもある、ハードコアをベースとしつつもなんだかよくわからないナンバーになっている”美代ちゃんの×××”、ロックンロール以外の何物でもないようでいてあり得ない歌詞を持つ”旭タクシー”、熊本の祭りビートがなぜか原始のパンクロックになっている”KU·MA·MO·TO”という、ジャンルもクソもない、もうロックという以外何と表現していいかよくわからないナンバーの応酬だ。
改めて思うが、思えばLÄ-PPISCHは、「こんな曲LÄ-PPISCH以外で見たことも聴いたこともないよ!」と突っ込みたくなる曲ばかりであり、それは結成当初からずっと一貫している。そう、思えば最初からジャンル無用の人たちであったと改めて思うのだ。
とにかく高揚せずにはいられないエネルギーの塊。LÄ-PPISCHは、そんなロックバンドであり続けてくれるのである。
「まだまだ私たちより若い人を引っ張っていけると感じました。今のLÄ-PPISCHは最強のチームです」(MAGUMI)
何をご謙遜を!でも完全に同意します。
来年もまた、このメンバーで見たいと切に願う全24曲がここにある。
(テキスト:中込智子(@tigakuga) 撮影:緒車寿一(@oguruma)
LÄ-PPISCH Live Tour 2024 ~Great Escape~
2024年7月21日(日)東京:Zepp Shinjuku
01.KARAKURI SE~
02.Control
03.Animal Beat
04.サイクリング
05.タンポポ
06.ソラミミ
07.パヤパヤ
08.ガンジー
09.LAULA
10.柘榴
11.room
12.歌姫
13.miracle
14.東京ドッカーン
15.混沌とした時代
16.ハーメルン
17.プレゼント
18.カ・ラ・ダ
19.LOVE SONGS
20.Magic Blue Case
EN1.美代ちゃんの×××
EN2.リックサック
EN3.旭タクシー
EN4. KU・MA・MO・TO
2024年6月14日(金)
SOLD OUT!
大阪:味園ユニバース
開場 18:00 / 開演 19:00
お問合せ:味園ユニバース 06-6641-8733(12:00~17:00)
2024年6月16日(日)
SOLD OUT!
名古屋:ElectricLadyLand
開場 16:00 / 開演 17:00
お問合せ:ElectricLadyLand 052-201-5004
2024年7月21日(日)
SOLD OUT!
東京:Zepp Shinjuku
開場 16:00 / 開演 17:00
お問合せ:チッタワークス 044-276-8841(平日12時~13時, 15時~18時)
※入場は整理番号順に行います。
※入場時ドリンク代が別途必要です。
※6歳以上有料、6歳未満は入場不可。
主催:大阪/味園ユニバース、名古屋/ElectricLadyLand、東京/CITTA'WORKS
企画制作:SEVEN'S ENTERTAINMENT
協力:CITTA'WORKS
料金
前売り ¥8,000(税込) ※オーダー別
[オールスタンディング]
\
この公演情報をシェアする
/
イベント開催実績一覧に戻る
© CITTA'WORKS CO.,LTD.