カルメン・マキ&OZは1972年に結成されたプログレッシブ&ハード・ロックバンド。'74年11月にシングル「午前1時のスケッチ」でデビュー。以降、3枚のアルバムと1枚のライブ・アルバムを残し1977年10月のライブをもって解散。ファンの間では長らく再結成を望まれていたが、2018年10月に41年振りに再結成を果たし、2019年からは毎年1回のペースでライブを続けてきた。今年初のワンマン・ライブとなる「BEST LIVE 2022」では、黄金期を支えた歴代のドラマー3人をスペシャル・ゲストに迎える。
初日(12月14日)は、名曲「私は風」が収められたファーストアルバム(1975年1月)の録音に参加した初代ドラマーの古田たかしが参加。古田は当時、15歳という若さでカルメン・マキ&OZに加入。公演ではマキ&OZ再結成後、初めてとなるファーストアルバム収録「朝の風景」ほかを演奏予定。
2日目(12月15日)は内藤まさみ、久藤賀一が参加。内藤はマキ&OZがグランド・ファンク・レイルロード来日公演(1975年5月@日本武道館)、ジェフ・ベック(1975年8月/World Rock Festival@後楽園球場)との共演やコンサート・ツアーを支えたドラマー。久藤は米LAで録音された屈指の名盤/セカンド・アルバム「閉ざされた町(1976年7月)」に参加した3代目ドラマー。